みなさんこんばんは!ヒプノセラピストの丸山です。
今回は、みなさんに知っていただきたいことがありブログにて記しておこうと思います。
セラピールームがじゅまるには、同業の方も相談に来られます。そして、社会的地位や経験値が私なんかよりも断然高い方も来られます。
セラピストとして始めたばかりの頃、
【自分の経験値よりも優れている方】
というラベルを貼ってしまっていました。
それにより、尻込みしてしまう部分もありました。
のちにそれは大きな勘違いだと気づくのですが...
そして、かなり根深い悩みを持つ方に対しても『自分が関わっていい問題なのか。スキルや経験不足ではないか。専門知識をもっとつけた方がいいのか。』という風に気持ちが向いてしまうこともありました。
それは、自分の向上心からなのですが、
大事なことに気づけていなかったんです。
もちろん知識やスキル経験値は必要ですが、
寄り添い、一緒に考え、励ます人であること。
それでいいということ。
このスタンスは私にとってとても大切なことです。
アドラー心理学でも言われていますが、
縦の関係ではなく横の関係でいる。
社会でも親子でも縦が多いですよね。
だからこそ、いつでも横の関係で誰かをサポートできる人になれたらいいのだと、ある人から教わりました。
例えば、
・〇〇の悩みを持つ人
・〇〇の障害に困っている人
・あがり症の人
・ずっと過去に縛られている人
など、私たちはついラベルを貼ってしまうところがありますよね。
でも、同じような悩みでも、
【〇〇さんというたったひとりの人】
ということを忘れてしまうと、
その状態だけに目がいき、
私が治してあげたい!何とかしてあげたい!
という方向だけに行ってしまいがちになるんですね。
過信に繋がったり、逆に自信をなくしたりすることに繋がります。
そして、よくしてあげたいの気持ちは時に悩んでいる人の話を聞くだけで良いという部分を忘れてしまいそうにもなる危険があります。その人のハードルを上げてしまうことにもなるからです。
お前は医者か?
全部治せると思ってるのか?
治せる人だけがいればいいの?
いろんなジャンルがあって、それぞれが選んでそこに行って、その分野でサポートしている人たちがいる。
自分のできる分野でやれることをやったらいい。
その人にしてみたら慰めたり励まし合う友達がいたり、家族、恋人、行きつけのお店もあるかもしれない。何もできないけどって言いながらそばにいてくれる人もいる。
それだって心の支えになっている。
そんな関係性が今はないと言う人がいたら、いろんな関係性があることを教えてあげたらいい。
そりゃあ、知識や専門分野があった方がいい。安心感もあるし。でもそれより、信頼じゃない?なんとなくここいいなって思ってくれる人たちを、胸張って迎えてあげよう。
そんな心の声を感じ取りました。
そして、尊敬する先輩方とのお話でも、
年齢や経験や役職も関係なく、皆真剣だからこそ同じようなところで自分の役割に迷いが生じることもあるのだと感じました。
対人援助の分野では皆通る道のようです。
私の分野はヒプノセラピーです。
催眠を利用して過去に癒しを与えたり、
良い習慣付けの一歩を提供しています。
ヒプノセラピーによって心も体も健康になった経験があります。
ヒプノセラピーのスキルアップのために自分で心の状態をよくしていくNLPを学びました。
クライアントの話を聞きながら一緒に考え、提案し、行動してもらうために。
だから、見栄張って今できる以上のことはしません!
クライアントが望む以上のことはしません。
本人がこれならできそう!そこを見つけ出してあげる勇気づける人として、ヒプノセラピーやNLPを使えばいい。
そう思っています。
その人の『できる!』を引き出してあげられたら、あとは本人で向かう方向を決めるはずです。
いろんな方法があって、そこを選んでくれて知り合えた縁がある。
そう思えるようになって、来てくださる方が増え、今に至っています。
どこが自分に合うのか迷うでしょう。
相性もあるでしょう。
私は、元気のきっかけになる人であり続けたいと思っている人間です。
時にはお断りするケースもございますが、
こういうスタンスであることを
示すべきだと感じました。
このパッションが伝わったら嬉しいです!